まだライブハウスに搾取されてるの?

食えないバンド・音楽活動とはオサラバ。路上ライブ・カフェライブをメインに音楽で稼ぐ方法を考察。音楽活動をしながら出来る副収入も紹介。


初心者必見!路上ライブのやり方完全版①〜場所、許可、機材は?〜

こんにちは、ふれっどです。

すっかり春ですね。春といえば、そう、路上ライブの季節!(そうなの?)

 

今回から全3回に分けて、「路上ライブ(ストリートライブ)」のやり方と必要なモノ、すぐに使えるテクニックなどを紹介したいと思います。

 

今回は第一回。

路上ライブをはじめる場所について書いていきます。

 

いろんなサイトやブログで「路上ライブのやり方」を調べても、なかなかリアルな情報にたどり着けないんだよね。

なんというか、リアリティがない。

 

俺が路上ライブをはじめてやったのは14歳、中学生の頃。

当時ゆずが大ブレイクして、かなりの路上ライブブームでした。

俺の住む街の駅前アーケードも、本当に5メートル間隔くらいでストリートミュージシャンが歌ってました。音がかぶってどうしようもない状況でしたけど。笑

とっても楽しかったことを覚えてます。

 

それから10数年。

俺は今も路上ライブを軸に音楽でどうにか食べてます。

 

そんな自分から、これから路上ライブを始めたいと思っているあなただけに、とっておきのテクニックを教えます。すべて自分が経験してきたことだから、間違いないはず。

 

…なんて自信満々で書いてるけど、大丈夫だろか。笑

まあ、何事も経験に基づく知識が一番だと思います。

ストリートドリームを掴みたいあなたの参考になれば幸いです!

 

ではいきましょう!

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・ライブをする場所、どうやって決める?

一番手っ取り早いのは、他の人がやってる場所です。

街を歩いてて、あなたがストリートミュージシャンをいつも見かける場所は、演奏OKの可能性が高いです。

※後述しますが、演奏活動がグレーの場合もあります。

「あの人いつもここでやってるなー」「あの人上手いなぁ」って、路上ライブを見たことが一度はあるでしょう。

そこで自分もやっちゃうのが一番早いです。

 

 

先輩には挨拶しよう! 

ストリートミュージシャンは野生動物のようなものです。

たとえ公共の場所でも、その人はその場所を自分のテリトリーだと思っているでしょう。同時にその人のファンも。

本当はみんなの場所だけど、自分も路上人になるならその人は先輩。

しっかり挨拶しつつ、同時に探りを入れましょう。

 

 

挨拶の仕方はこうしましょう。

とりあえず近くのコンビニで暖かい飲み物を差し入れに用意して…

 

「お疲れ様です!演奏良かったです!いつも定期的にやってるんですか?」

 

相手を褒めつつ、さりげなく相手の演奏スケジュールを聞き出します

そうすれば大抵の人は「◯曜日の◯◯時からやってるよ」と親切に教えてくれるはずです。路上ミュージシャンは声をかけられることに慣れてるので大丈夫です。

 

その人のスケジュールが分かったら、被らないようにそれ以外の時間・曜日に自分がやればいいんです。

 

今後も付き合いがありそうな場合や、仲良くなりたいと思ったら、

「これから自分もここらへんで路上ライブやりたいと思ってるんで、よろしくお願いします!」

と自己紹介もして、ついでにその地域の路上事情も聞いてみましょう

 

・どの時間帯に人通りが多いか。

・ポリスストップは厳しいか。

・治安はどうか。

・近辺で他にどんな路上ライブスポットがあるか。 

 

これらを遠慮なく聞きましょう。

ここではあなたの「後輩力」が試されます。

通行人として通っているだけでは分からないことを、おそらくその人は沢山知っているはずです。この際グイグイ何でも聞いちゃいましょう!ビビっててもはじまらない。

実際にライブを始めたら、今よりもっとビビるようなことが沢山起こりますから。笑

修行のつもりで頑張ろう。相手をリスペクトする気持ちを持って聞けば、きっと親切に教えてくれるはずです。

もちろんその人のライブを観覧するのも忘れずに。

 

 

さて、これで他の人のテリトリーが自分も使えるようになりました。

ここまで来れば、ストリートミュージシャンとしての第一歩を踏み出したも同然。

オラワクワクするぜ!

 

 

・許可とか取らなくていいの?安全に行うには?

厳密には道路使用許可をとる必要があります。

しかし、「個人の路上ライブ」で道路使用許可が降りたケースは自分の知る限りありません。

昔から自分含めほとんどのストリートミュージシャンは、警察に注意されたらストップするか移動して対応している状況です。 ゆずも、コブクロも、いきものがかりも、高橋優も、BUMP OF CHICKEN藤原基央も、昔はそうやってグレーの中で路上ライブ活動をしてたはずです。路上ライブが法律で禁止されている訳ではないので、あくまでグレーととらえています。

 

保証はできませんが、自分は路上ライブで逮捕されたことはないです。

職質は何百回とありますが、職質ビビってるようじゃ路上ライブなんてできません、はっきり言って。

注意されてもやめなかったり、反抗したりしない限り、逮捕されるようなことはないはずです。あなたが炎上商法を狙うパンクバンドやYouTuberじゃないなら、素直に移動しましょう。

 

※ここでは演奏禁止の場所で無許可ライブをする事を推奨している訳ではありません。

「演奏禁止」と明確に書かれている場所で演奏するのは止めましょう。 

 

 

許可制で演奏できる場所もある

また、路上ライブやダンス、大道芸などのパフォーマンスを自治体で許可している施設やスペースがあるかもしれません。

市や区のホームページを調べたり電話して、そういう施設がないか確認してみましょう。

 

ちなみに、ふれっどの住んでいる市には、市が運営する駅前公共施設の広場の一部がパフォーマースペースとして使用できます。

事前に役場で登録を済ませれば、予約制で無料で使えます。

ふれっどもよく利用していますが、やっぱり職質やクレームを言われる心配がないので安心です。施設によっては電源や備品も使わせてくれたりするかもしれません。

あなたの街にもそういう場所があるかもしれないので、調べる価値アリですよ。

 

 

第一回はここまでです。

これで路上ライブをする場所が決まりました。万歳!(マンセー!)

次回は、路上ライブをする為に必要な「モノ」について書いていきます!

楽器があればいいっしょ?ではありませんよー。

まだまだ読めるよ、という方は次へ行っちゃいましょう!

streetmusician.hateblo.jp